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2005/06/07

『桜崎物語』終了か?

時空間連続レイアウトとして始めた『桜崎物語』だが、ここの処、更新がストップしている。VRM4スクリプトやNゲージに感けていてモチベーションが下がっているのは確かだが、それ以上にだんだん面白くなくなってきたからだ。時空間連続ということで、自らルールを課しているのが、これが無理な制約になってきた。即ち:

  • 地形データ:基本的にはいじらない。切り通しやトンネル開設のための土木工事は可。
  • ストラクチャ:家屋などを除去する場合、立ち退かせる:一旦取り壊して新しく立て直すという形になる。

どちらも現実世界では多くの費用と時間が掛かるので、新路線を建設するにも簡単にはいかないのだ。また、地形や家屋を迂回した路線を建設しようと思っても、カーブ半径の制約・高架勾配の制約があってうまくいかない。リアルな町並みを作るという目的がある『桜崎物語』だが、やはり鉄道がメインであるので、それを自由に作れないとなると面白くなくなるのは当然かもしれない。つまり、地形やストラクチャによる制約が鉄道建設の楽しみを上回ってしまっているのだ。

実は、この失敗は以前もやっていたりする。『桜崎物語』のうんちくに書いてある『双葉島物語』がそれだ。これは最初に山や川なんどの地形(孤島なのよね)を作って、それを崩さずに路線建設していこうという目論見だった。でも、やはり思ったようにレールが敷設できなくて頓挫という形になっている。自ら制約やルールを課すのは悪くないが、それがレイアウト作りの楽しみを上回っては本末転倒である。

鉄道は人が利用するという需要があるから敷設されるものではない。多くの場合、鉄道と駅は何もない土地に敷設され、それを中心として町作りが行われていく。大阪でいうと、千里や泉北などのニュータウンがそうだ。また、OTSやりんくうタウンなどの所謂ハコモノ行政ってのもある。鉄道会社がここぞと思った土地に新路線を建設し、そして、その不動産部門が周辺の宅地開発を行っていく。鉄道は自らがその需要を作り出していくものだ。『桜崎物語』の緑ヶ丘ニュータウンでそういうことを言おうとしたが、作っていてやっぱり面白くなかったりする。現実をシミュレートするより、空想の世界に浸っていた方が楽だから‥‥‥。

シミュレーションをやるとしても、『桜崎物語』はちょっと構想が大き過ぎたようだ。何十年というスパンでなく、せいぜいbeforeとafter、例えば、何もない田舎町にいきなり新幹線の駅が出来たらどうなるか、その前と後の二つだけを作るといった形が適当だろう。

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» 失敗は成功の元 [VRM侍]
kNRニュースが報じるところによれば、啓明氏は「時空間連続レイアウト:桜崎物語」の継続を断念された由、残念ッ!! 否、更新が滞ってるだけですか? 余計なこと論じますけど、遠慮なく続けてくださいね。>啓明殿さればで御座る。氏は恐らく謙遜も込めて「失敗」と書いておられるものと拝察申し上げるが、拙者、まったく失敗とは思わないので御座候。所以は如何。以前にもかなりの無駄な文字数を費やして論じたことがあるが、VRMはそれ自身に「どのように遊ぶか」という明示的な目的を持たない「オモチャ」である(電車でGoやA列... [続きを読む]

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