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2006/12/25

DIYと散財

レイアウト作りは一休みして、気が早いけど来年の抱負でも。テーマはやはり「DIY」と「散財」で、これらをVRMでも推し進めていこうかと。どちらも今更って感じだけど、改めて考えてみましょうってことで精神論。

自作というか、DIY-PCのモットーは、Do It Yourself:何でも自分でやってみること(このフレーズはどこかのページに載せてあったと思う)。自分でマシンを組立てるだけでなく、それに至る障害も自分でなんとかすること。例えば、ビデオカードは何を使えばいいか? という命題に対しては、情報交換も大事ですが、自ら人柱となって未知のビデオカードを使ってみる、というのが真のDIY-PCであります。情報は情報であってあくまで参考に留めるべきで、マシンは自分が自分で自分のために組立てるわけですからね。また、その「なんとかする」こと自身が楽しいわけで、組立てたマシンという「結果」より、組立てるためにあれやこれや悩む「過程」が重要だとも言えます。

VRMの場合も、当然レイアウトは自分のために自分が作るものですが、制作過程も自分でなんとかしなさい、さらに、その過程で他人がやらないような人柱的アイデアが盛り込めれば(失敗でも)なお宜しい、といったところです。例えば、他の人が作ったスクリーンショットを見て、オレもこういうのを作りたいなと思った時、作り方を作者に聞くのは野暮というものです。どうやって作るか自分であれこれ悩むのが楽しいのです。例えそれがソフト側の不具合であっても、自分でなんとかするのが DIYerの正しい姿勢です。ちなみに、整地ブラシの5-9mmがどうのこうのというのは、自力でなんとかなりました。当然、なんとかした内容はここには書きませんよ。

T644レイアウトは、まさしく、この作る過程の楽しみをみなさんにも追体験してもらいたくて書いたものです。だから、「こうしろ」とずばり書かずに、「こういう風にしたんだけどイマイチだなぁ」と試行錯誤をやっています。また、先日、マンホールの作り方を紹介しましたが、具体的にドラム缶を何mm下げればいいのかなどはわざと伏せてあります。従って、これを真似しようと思っても、何mm下るか多大な試行錯誤が必要でしょう。その試行錯誤を楽しんでもらいたいわけです。ずばり「○mm」と書いて、他の人の楽しみを奪うようなことはしませんのです。なかには、具体的な数値を書いたのもありますが、アレは不親切というものでしたね。

その代わりといってはなんですが、私は基本的にレイアウトデータそのものを公開するようにしています。テクニックなどはいちいち説明しないけど包み隠さず公開するから自分で持って行ってよ、ってところです。まあ、正直言って、テクニック記事を書くのにも時間が掛かる訳で、その分、新しいレイアウト作成に費やしたいのです。個人的には、評論家やジャーナリストではなくクリエーターのつもりですので、蘊蓄は控えめにしてひたすらレイアウト作りに没頭したいところです。

散財っていうのは、PCパーツを沢山買って日本の景気回復に貢献しようというのがテーマです。PC業界を発展させるために消費者が出来る唯一の手段は、モノを買うことです。金を貯め込むことは悪であり、お金はモノを買うことによって消費すべし、つまり物欲こそが善である、という思想です。もちろん、なんでも買えというわけではなく、気に入ったショップから専ら買って、気に入らない店では買わなくてつぶれてしまえ、ってことです。メーカー側から見れば、いくら消費者がいちゃもんをつけても、結局は売れる物は出すし、売れないものは作らない、というのは経済的原則です。ならば、消費者は買うか買わないかでその態度を示すしかありません。これは、PCソフトでも同じです。いくら優れたソフトでも売れなければ話になりません。逆に、売れれば世間の評価も上がるというものです。せっかく面白そうなソフトを見つけたのに、売れないばかりに続編も出ない、というのはよくあることです。VRMがお気に召したのなら、まずは、全パッケージを買うことによって、その発展に寄与しましょう。もっとも、VRMはなんやかんやといって順調に続編が出ていますので、ちゃんと売れているような気がしますが。

しかし、個人の消費能力には限界があります。散財の極意は、他人に如何にモノを買わすかにあります。買おうか買うまいか迷っている人の背中押しをするとか、自分が買ったものを他人にも強引に買わせる道連れとかがその手口です。では、VRMをより多くの人に買ってもらうにはどうすればいいか? それは、VRMが欲しくなるようなレイアウトを作ることです。

これは私個人の実体験なのですが、VRM3を始めた頃は、第0,2,3号だけを持っていました。即ち、第1,4号のTOMIX規格はなくても構わないだろうという寸法です。だがしかし、ムック本などに収録されているレイアウトを遊ぼうと思っても、皆さん結構第1,4号を使っているんですよね。基本はI.MAGiC規格だけど、所々にTOMIXのレールも使っているってやつです。それで、どうしても見てみたいレイアウトもあったので、結局第1,4号も買ってしまったってわけです。ということで、私の作るレイアウトは、その時点で発売されている全パッケージを用い、追加キットなども積極的に取り入れていますが、それは上記のような実体験に基づいてのことなのです。ある号を持っていないために、レイアウトが遊べないって人には、ぜひ欠けている号を買ってもらいたいところです。

「VRMが欲しくなるようなレイアウト」というなら、上記のような消極的な手段ではなく、スクリーンショットの1つを見ただけで「なんだこれ、こんなことも出来るならオレも買ってみようかな」と思わせるようなレイアウトが理想ですね。単に優れているだけでなく消費意欲を煽るようなレイアウトです、具体的にどんなのかは思い付きませんが。また、そのレイアウトの見せ方・紹介の仕方も問題でしょう。この文章ではずばり「買え」とか書きましたが、本来は、言葉で言わなくても、深層心理に訴え掛けて、いつの間にかにショップでVRMを手にしていた、とすべきでしょう。なんだか、すごいレイアウトですね、こりゃ。

以上、言葉足らずの点もあるかと思いますが長々と失礼しました。

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