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2007/09/18

レイアウトは芸術だ! ……そしてパロディへ

「夏の日の幻想」は、絵なんですよ。添付のPDFにも書いてあるけど、旅行に行って、その想い出を絵として残すために作ったの。でも、本格的な絵なんて書けないから、VRM4を使ったってこと。絵だから、レールの配線がどうのこうのとか、ストラクチャがどうのこうのっていうテクニックは一切なくて、頭の中の情景をそのままレイアウターに移し変えただけの話。レイコンに応募することにして、まず何をやったかというと、奈良県美術館にモネ展を見に行った(たまたまやっていた)。

芸術だから、絵でなくても例えば音楽でもいいわけ。「夏の日の幻想」というタイトルがチャイコフスキーの交響曲「冬の日の幻想」のパロディだし。だから、第2楽章とか第3楽章とか続くわけ。ああでも、交響曲っていうならソナタ形式、主題の提示とか展開とかないといけないのか……そんなものはなかったな(;^^) まあ少なくとも、、レイアウトには主題(テーマ)が必要なのは確かかも。

そして、パロディ。なんで芸術がいきなりパロディなのかというと、芸術を突き詰めていくとパロディに行き着くものなのよ。小ネタ的なものでは、他の人が使ったアイデアをこそっと借用しているところがあちこちにあるし、さらに自分自身が昔使ったネタを繰り返し用いている場合もあります。もちろん、そのまま流用したんではパロディにならないから、一捻り加えるのがミソかな。一方、パターン化の安心感というのもあるので、同じネタを複数のレイアウトで繰り返すっての手ですね。大技では、大歩危駅の道路橋や坪尻のシーサースがありますね。大歩危は、せっかくの景観なのにあんな無粋な道路橋があってはいかん!ということで別のものにすげ替えたわけ。これも広い意味でのパロディ、風刺とか皮肉とかも含めて広い意味でパロディという言葉を使っています。

さて、レイアウトを絵として見るなら、鍵を握るのはやはり地形と天球テクスチャでしょう。これは、絵の具というより、陶芸でいうところの土、あるいは、ラーメン屋秘伝のスープってところに相当するんですが、詳しくはまた改めて。

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2007/09/17

残酷な電車のテーゼ

VRMについては、新しい話題もないので、今なら書ける「夏の日の幻想」の秘密みたいな? 去年、入賞を頂いたのだが、展示会のデモにも使われたと聞いて笑ってしまった。なぜなら、こいつはアンチテーゼの強い作品だから。というより、むしろ当てつけと言った方がいいかも新米。例えば、レイコンには当然非電化ローカルな路線で応募しようと思ったのだが、非電化(気動車)なクルマもローカルなストラクチャもV4には全然揃っていない、どうにかしろ、というメッセージが込められていたりするかも。

SDD1_AT0.jpg 闇に葬られる電化路線

メインの駅は電化・非電化が混在していて、それが売りの1つなんだけど、電化路線の方は辿っていくとトンネルの中に消えていまっている。トンネルの中は見てはいけないわけなんだが、ループしていないし、往復運転のスクリプトも組んでいないし、それどころかポイントもまともに切り替わらないという状況。つまり、このレイアウト、パンタグラフを持っている車輌なんか走らなくて結構、というメッセージなのです。一応、架線は設置してあるので、(気動車ではなく)電車好きな人が手持ちの車輌を走らせようとしても、まともに走れないという、嫌がらせだったりするかも。こんなレイアウト、よくもまあデモに使ったよなぁ……。

メインの駅のヤードには、キハ82が放置されているのだが、これは文字通り放置されているわけ。V4でも気動車はいくつかリリースされているが特急型ばかりで一般型がない。かと言って、特急しか走っていない奇天烈な路線は作りたくない。キハ85とキハ82、2種類あるんだけど、特急型は2つもいらないなぁ、1つ余っちゃったから留置線に放置しておくか。せっかくキハ82を開発しても、それだけじゃ使えないよ、もったいないなぁ、ってな感じかも。ちなみに、このキハ82、放置されているんで、室内灯は点かないし、エンジンも切ってある(音がしない)。

以前にも書いたけど、坪尻スイッチバックもそうだね。走っているのがキハ85で特急型だからスイッチバックはパスしていって当然、折り返し運転の必要なし。これが、キハ54とかがリリースされていたら、スイッチバックに待避するスクリプトを書かないといけないところだったんだけど、特急型しかないから、公然と手が抜けて楽だったかも。まあ、スイッチバックについては、第3楽章でスクリプト書いたけど、使えるのはV3車輌だけだからね。V4車輌では駅に待避できる短編成なクルマはなかったと思うし。第3楽章はVRM4レイアウトだけど、VRM4しか持っていない人は遊べないというとんでもない作品かも(注)。

あと、やりたかったのが、短躯で単行できる車輌がねぇぞ、っていうやつ。つまり、駅で列車が待避するけど、退避線が短いので単行20m以下のクルマしか使えません、なんてやつ。これも「夏の日の幻想」に盛り込みたかったんだけど……いや、それに近いのが1つあった。

SDD1_AT0.jpg

極短い退避線に唐突に車掌車が居たりする。これを見て「なんじゃこれは?」と思った人はいないのかなぁ。本来なら、保線モーターカーやバラストホッパー車なんかを置きたいので V4でも出せ、というメッセージですよ。そういう意味では、駅で待避するローカル列車、ヤードで待機する保線用車輌なんかは一切なくて、他に車輌が全然いない路線をキハ85が単調に走り回っているだけ、というとても散漫で寂しいレイアウトなのよ、実は。ストラクチャに関してもそうだし、システム的な面(例えば当時は中継信号がなかったので、信号機は一応点燈するけど手抜き)とか、いろいろありますね。他にも細かいところでいろいろ変な箇所があるんだけど、とりあえずこの辺で。

注)これの応用で、TOMIXのスーパーミニカーブを使ったレイアウトを作ってみる。でも、TOMIX推奨のスーパーミニ対応車輌がVRM4にはないので、このレイアウトは遊べません、なんて感じでレイコンに応募してみるのはどうよ? 私はやりませんけどね(;^^)

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2007/09/02

最後の国鉄型車輌

勝手に銘車シリーズ第2弾です。キハ54というクルマがありまして、これもなぜかお気に入りなんですが、国鉄型車輌には違いないからってところでしょうか。北海道と四国に棲息していますが、見た目は全然違うってのも特徴かもですね。

K54H.jpg

▲北海道型はさすがに見たことないのでNゲージで。GM製ですが、Nゲージを始めて極初期に買ったクルマだったりします。北国らしく小窓に引き戸ってところ。

K54S.jpg

▲こっちは四国型。四国に行った時に何度も見ていますし、乗ってもみました。バスっぽい折り戸だったり、内装もロングシートだったりしますが、乗ってみての印象はそんなに悪くはなかったです。1つ気が付いたのは排煙がとても濃い:後ろの窓から見ていると茶色い排煙がもうもうと流れていくのがはっきりと分かりました。

キハ54も単行可能ですが、堂々の21m級なので超ミニレイアウトには無理かも。ただ、四国ではなぜかキハ32を従えての2連で走っていることが多かったです(上の写真の左側にちらっと写っている)。っていうか、キハ32が短躯で単行できる車輌ってわけなんですが、こいつはNゲージでは発売されていないみたいですねぇ。

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2007/09/01

一応コメント

レイコン:「ユーロ部門」はないの?ドカバキっていうか、部門が1つ減ったよね……ああ、その分参加賞なのか。

追加キット:スイスのなんとかっていう機関車は欲しいかも。お値段も1200円とお手頃っていうか、本体1200円に送料800円では、さすがにちょっと……他に「使える」クルマ(e.g.短躯で単行できるとか)が出てからまとめ買いかもっていうか、欧州風ストラクチャはどうなったんだ? あと、客車の方も気になるんだけどね。実車はよく知らないんだけどダブルデッカーだし(実は2階建好きなσ(^-^)

いつも散財とか言っているんだけど、どうもモチベーションが上がらないなぁっていうか、誰かスイスの機関車でも使って「これは買わなきゃ損」みたいなレイアウト作って背中押してくれませんかねバキ。

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