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2010/11/18

とむらい機関車

forumの方にいきなり画像を載せてみましたが、D50444 の日本語版薀蓄です。444号機なんだけど、D50はそんなに数作られていないわけで、これは フィクショナルな機関車、文字通りフィクション:大阪圭吉著『とむらい機関車』のヒロインなのです。まあ、推理小説なのですが、作者自身が鉄道ファン(というか停車場狂いとのこと)なので、聯結主働輪・曲柄・聯結棹・里程標・廃汽・鉄梯子・止木・炉口という用語がポンポン出てきたりします。少し読み解いてみますと、まず、舞台となっているのが東海道線のH市H機関区と伏せ字になっているんですよね。該当する場所は……H=浜松くらいかってところ。浜松工場もあるんで、444号機はそこの息が掛かっているのかなぁとか。また、製造所については、大正12年に川崎で製作されたとちゃんと書いてあったりするし。なお、大正12年はD50(9900)の初号機が製作された年なので、ラストナンバー(444なら、さらにその後?)の製造は昭和に入っている筈かも。ま、そんな感じで、この小説は蒸機ファン鉄道ファン必読ですし、D50444 は C6248 と並ぶ架空機関車の代表格なのでありまする。

その一方で、架空なら架空として創作してみたというのがあります。小説には装備品の描写まではなかったので、徹底的に重装備:ありとあらゆるものを着せてみました。集煙装置は鷹取式だけど、デフの点検窓はちゃんと浜松工タイプにしているとか、まあ、いろいろ遊んでいます。

D50444-1.jpg

▲言迷の試験走行。なお、以前言迷の板バネとかなんとか言っていたのはイコライザというやつかも。

SC_takatori.jpg

▲これが鷹取式集煙装置かも。図面通り無駄に正確ですが、モデリングはかなり簡略化。開閉機構(アニメ)はオミットしました。

D60sukima.jpg

▲ここの隙間がスキ。

nazo1118.jpg

▲働輪が3つのとかボックス車輪のとかも開発予定?

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