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2011/02/16

矢岳越え

人吉の重装備機です。矢岳越え・大畑ループ・肥薩線などキーワードはいろいろありますが、ここでは機関区の名前を取って人吉機としています。プッシュプル運転を実現するため D511151D51170をモデル化しましたが、それぞれ大変特徴あるカマなので、ざっと列記してみます。

共通

  • 鹿児島工式集煙装置:敦賀式と同じものとのことなので、そっちの図面を参考にしたけど、全然似なくて最後は見た目で調整。なお、敦賀式の動作は人力でだけど、鹿児島式は空気圧という違いがある。さらに、敦賀式を小型化して空気圧動作にしたものが鷹取式かも。
  • 重油タンク:点検用梯子やら踏み板やらで賑やかになっているのが人吉の特徴。また、D51499など鷹取の手によるものは4本足だけど、こちらは2本足というかボイラと一体化したような取り付け方。また、右側のランボード上に補助重油タンクを載せているのも大きな特徴。
  • 砂撒管の根元にカバーが付いているのは人吉流。
  • 右前方の潤滑油ポンプがランボードの上に乗っているのは九州の罐全般の特徴。
  • 区名札が砲金製で立派なのは鹿児島工の特徴。
  • バルブギヤの根元に何やらカバーが付いているのは人吉機全般にみられる特徴。
  • 煙室ハンドルはボックスタイプの立派なもの。

D511151.jpg

▲1151号機:戦時改修型と呼べる機体。戦時型ながら最も調子がよかったそうで、まさしく人吉の雄と呼べる罐です。

  • ドームは改修されているが後側はぶった切られたまま。これはむしろ重油タンクを載せるのに都合がいいためと思われる(標準型のドームも重油タンクを搭載する場合は多かれ少なかれぶった切られている)。
  • デフやランボードなども改修済み。戦時型の特徴はキャブに残っていて、側窓の四隅が角張ってる。一方、テンダーは船底の10-20型だが、炭庫は改修済み。
  • 側面の冷却菅が間引かれているようだが、これは戦時型に共通して見られる特徴。

D51170.jpg

▲170号機:若番であるが標準型。矢岳越え一筋で働いた人。

  • 空気作用管が2系統に分かれているのは、170号機独自。
  • テンダーは8-20Bだが炭庫が区切られていて前半分に石炭を集中して載せている。これは九州機の特徴。

取り敢えずこんなもん。

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