カテゴリー「自作PC」の記事

2009/10/02

いまの電気街

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▲2003年当時の日本橋(堺筋)。今は亡きニノミヤの看板が物悲しい。

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▲オープン当時のツクモ(2001年)。このあとすぐ向かって左側のビルに移転した。

 

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▲いまの日本橋(裏通り・通称おたロード南端)。正面がパソコン工房、左がTWOTOP、右がFaith。

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2009/09/22

黒い何か

『資料は足で集める』って、そりゃ素人の発想でんがな。まともな企業が口にするセリフではありませんな。曲がりなりにもプロであり、人様から金をとっているのなら、『資料はで集める』ものですぜ。我々鉄道ファンが何か作る時、金を掛けずに労力を惜しまないっていうのが趣味たるもので、プロならばすべて金で解決するものなのですよん。

それはともかく、我が電気街のショップ群、いろいろ作っているのですが、なかなか完成にこぎ付きません。その中で紹介するとなれば、やはり派手なギミックを持ったやつということで;

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▲プロタイプは知る人ぞ知るツ○モタワーなんですけどね。実際の建物は外観は格好いいのですが、実態は古くて狭いビルって感じ。大きさもそんなに巨大ってものじゃないです。モデルの方は雰囲気だけ借りて独自に設計してみました。真っ黒い外観をうまく作れるか自信がなかったのですが、実物の写真からカラーピックした色を採用したところ、それなりになりました。

ちなみに、車輌にせよ、ビルにせよ、テクスチャは基本的に自分で描いています。窓やドアなどは、実写から適当にコピーしてきて貼り付けていますが、あくまで素材として原型を留めないほど加工します。

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▲これも作り込むならば1階に集中してって感じでやってみました。内容は実物と同じく総合PCパーツショップって感じ。K&P商会のいち店舗で、BXと名付けてみましたが、まあ、EXでもDXでもMXでもよかったのですけどね。ちなみに、BXは440BXのことかも。また、このショップは、メモリの安さに定評があるようでプライスリーダーって設定? 今はそうでもないかも知れませんが、メモリというのは変動相場だったりしまして、毎日どころか、1日の昼と夕方でも値段が違ってくるという代物でした。実際、メモリを最安値で買って、値上がった時に中古屋に高く売るというタトえ首な人もいたりして。

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▲夜景はこんなもの。night modeは使わず、得意のイルミで光らせています。で、派手なギミックである屋上の電光掲示板ですが、文字がくるくる回っておるわけです。ここのところは全く別のビルの真似ですね。 先のナントカビジョンと同じ手法:掲示板の部分だけ別に作ってアタッチしています。他に立て看板も汎用のものを別に作ってアタッチです。

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2009/07/23

ワイド液晶

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Verkehrsrot 塗装ってのはこんなのみたいかも。向こう側が、"DB X7250 Verkehrsrot -aussen-"、手前が"DB Bn Verkehrsrot"です。残念ながら、ICE-Vは見当たりませんでしたが、ICE-3はあります@TS2009。

さて、今週の本題……モニタディスプレイが壊れました(/_;) NANAOの19インチCRTなのですが、もう10年近く愛用していたのでさすがに寿命ですね。というわけで新しいのに買い替えました。

この御時世ですから、いわゆるワイド液晶にしてみました。ショップで聞いたところによると、今の主流は、解像度 1920×1080みたいです。なぜかというと、俗に言う"フルHD"対応だからですね(走査線1080本)。でも、後述しますが、あまりにワイドなのはなんだかなぁって感じで、1680x1050にしました。その分、このクラスで一番画面の大きな22型です。当然のことながら同じ22インチでも、1920×1080と1680×1050とでは画面の絶対的な大きさは違ってきますからね。小さな1920×1080より大きな1680×1050ってことで。いや実際、最近遠視気味で小さな文字が読めないのですよ、まじで。

個人的には、モニタにせよTVにせよワイドなのはどうよって感じなんですけどね。初めてPCを手にした時は NEC PC9801で、これの解像度が 640×400だったのですね。その後、IBM-PCを導入しましたが、これは 640×480ですから、随分画面が広く感じて喜んだものです。ゲームなんかのCGの迫力が全然違いました。だから、ワイド画面というとPC9801の狭い画面のイメージが強いんですよ。つまり、1680×1050ってのは約分すると640×400になって、まさしくPC9801を髣髴とさせるわけです。あと、色彩理論を勉強した時に、人間の目線というのは、左右に動かすより上下に動かす方が楽、というのがありました。目線を左右に動かすのは疲れるのです。1680×1050では、画面の端から端まで目線がいかないって感じです。ディスプレイを2台並べている感じかな。ちなみに、マルチディスプレイで2台並べる場合、左右に置くより、上下に並べた方が人間の目には優しいかもです。現実問題として、上下に置くのは難しいですが。

で、本題の本題。このBlogではアクセス解析というサービスがあって、なぜか読者の使用している画面解像度も分かってしまうのです。というわけで、ヒアイズトウケイデータ:

解析対象期間: 2009年3月1日(日) ~ 2009年6月30日(火)
1  1280x 960   24.8%
2  1680x1050   14.1%
3  1280x1024   14.0%
4  1024x 768   14.0%
5  1152x 864    7.9%
6  1440x 900    7.2%
7  1280x 800    6.3%
8  1600x1200    4.6%
9  1920x1200    2.5%
10  1280x 768    1.0%
11  1920x1080    1.0%

1位の1280x 960は今までNANAOの19インチで使っていた解像度で、2位の1680x1050は今使っている解像度です。1024x 768もうちで使っている解像度で、ワイドが流行る前の主流ですね。一方、フルHDな1920x1080は圏外の11位、お店の人が言っていたほど、普及しとらんようです。あくまで、このBlog上での統計ですので念為。

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2009/03/03

Revenge of Radeon

Vueっていつの間にかに「7」まで進化しているのね。こっちにあるデモムービーを見てみたけど、実写と見間違うほど、まさに、天地創造ですなぁ。というわけで、New Machineに Vue5をインストールし直しました。それで、昔作った「水面」とか「静寂」とかのレンダリングに掛かる時間を計りました(測定はストップウォッチで人間が行ったけど、こういうアナクロな方法の方が信頼できるのよね)。とくに水面関係があると、いつもレンダリングに時間が掛かっていたのよね。旧Celeron2.4GHz+Radeon9600SE → 新Athlon X2 4850e 2.5GHzRadeon HD4650。ビデオだけでなくCPUの性能も大いに関係してくる筈。クロックはあまり変らないけど、マルチスレッドの性能を見せてもらおうか……。

  • 静寂:208秒 → 41秒
  • 水面:580秒 → 81秒

やはり数倍程度の性能向上です。とくに水面の方が進歩が大きいですね。一瞬でレンダリングとまではいかないけど、1分以内なら待っていられる時間かもです。

で、kNRニュースはお終いで、名前を変えました(URLはそのまま)。kNRのNってNゲージのNなんだけど、Nゲージ関係は完全に休眠だし、また、kNRはJNRを意識しているんだけど、Trainzの導入で日本だけでなく地球規模に手を広げようというわけです(^^; で、Digitalbahnという造語を考えました。Virtual Railway より格好いいでそ、なぜかドイツ語だし。ただ、ドイツ語だとkeimeiがカイマイって発音になるんだけど、ま、いいか。ちなみに「啓明」は英語でlucifer、ドイツ語でLuzifer、中国語でqimingね。色も日本の急行色から、緑系に変更。ドイツの国旗が黒赤金なのに対して、黒緑銀って感じ。ま、記事のバックはニュートラルなグレーの方が写真が映えるかもです。

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2009/02/28

Attack of Radeon

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▲写りが悪いけど、これがニューマシンですじゃ:CPU AMD Athlon X2 4850e 2.5GHz、メインメモリ2GB、ビデオ ATI Radeon HD4650。

AMD CPUなのは、Intelが高ぇ~から。ビデオはATI派なのでやはりRadeon君で、HD4650はShader4.0対応ですね。本当はHD4850が欲しかったんだけど、予算の関係と熱くて電力食いらしいので。ま、将来を見越して電源は550Wと大きめにしておきました。ケースは余っていた物ですが、他は一新って感じ。

VRM5に対しては充分なSPECだと思います。で、問題は Trainzなのですが……以前書いたようにMINIMUM SPECとRECOMMENDEDの差がありすぎ。とくに、ビデオのGeForce2って、VRM3ですら辛そうなスペックなんだけど、本当にそんなんでいいの? まあ、RECOMMENDEDの方を信じるとしても、CPU Core2 Duo、メモリ2GBとVRM5より要求が高いのですが、問題はやはりビデオ。GeForce7 Seriesってまた微妙なところを……というかショップでほとんど見掛けないんだけど? Shader云々は書いていないんだけど、GeForce7000番台ってShader3.0だっけ? ま、HD4650ならスペックは上の筈だから充分かも。Trainzもビデオの性能が一番影響すると思うのですが、それにしては、ビデオよりCPUやメモリのスペックが高く、RECOMMENDEDを普通のPCとして組んだとしても、えらくアンバランスなマシンになりそうね。

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▲変なアングルだけど、新Radeon君です。

で、取り敢えず、TrainzとVRM3をインストールしました(VRM4は面倒なので後回し)。Trainzはまだまだ不明な点があるので、まずは使いなれたVRM3を……うごわっ! 劇速っ!! I..MAGiCご謹製のベンチマークをやってもいいんだけど、ここは実戦ということで、拙作『水の都...』を使用します。列車がレイアウトを1周(駅から駅に戻ってくるまで)する間の fpsを測定します(注)。解像度1024*768、リフレッシュレート100Hz。このレイアウト、これでもかと作り込んだおかげで、Radeon9600SEではガクガクなんですよ、実は。

  • Radeon9600SE  7.48 ~ 14.58 fps
  • Radeon HD4650 49.95 ~ 100.00 fps

こういうのは平均しちゃダメですよ。あくまで生データで比較します。まず、リフレッシュレートが100Hzですから、100fpsというのはサチっています(それ以上出ている可能性があるってこと)。次に、値にバラツキがあるのは、1周する間、画面に表示されるポリゴン数にバラツキがあるってことです。『水の都...』では、高層ビルのある南東を向くと値がガタッと落ちるようです。ということで、ここは最低値を比べるのがいいでしょう。はっきり言って、通常の3倍どころか7倍近い差がありますね。ビデオだけでなく CPUその他の性能差も含まれますが、最近のビデオは化け物か? ……ええっと、FLASHムービーのデフォルトが12fps、日本のTVアニメが15fpsで、これくらいあれば充分に鑑賞に堪えられますし、30fps以上は人間の目には判別できないらしいですから、49.95fpsというのはオーバースペックとも言えます。非常に乱暴に言えば『水の都...』の2倍密度の高いレイアウトでも滑らかに表示できる性能があるということです。

Trainzについては、まだ不明点が多いしfpsを計る仕掛けがあるのかどうか分からないので、まあ、ぼちぼちと。TS2009にはいくつかのレイアウトが収録されているんだけど、どれも広々としたポリゴン密度の低いものだし(^^; VRM4は放っておいて、次は Vue5をインストールするかな? つまりレンダリング速度ですな。この場合はパイプラインとかスレッド数とかが影響する訳ですが、さて、どうなりますことか……。

(注)ビューワーでのfpsは、VRM3なら[F11]、VRM4なら[F2]を押し続ければ左上に表示されます。白く小さな文字なので、空の色によっては見えないかも。

コラム:日本橋でビデオカードを物色していて気が付いたのだが、GeForceFXなどのShader3.0に対応していないビデオカードがまだ売られていますね。それどころか(Expressじゃない)PCIバス版のビデオまで見かけました。何も知らない人が値段の安さに釣られて購入するとエライ目に合うって寸法ですな。

コラム:ハードウェアは奇数が鬼門でとくに、5は避けられるようです。だから、Intel586がPentiumになったり、GeForce5がFXになったりするかも。

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2009/02/27

The Radeon Menace

以前から書こうと思っていた本職?のハードウェア編です。全盛期にはビデオカードを何枚も買い込み、仲間うちで性能を比較しあったりしたものです。もっとも、私はスピードより画質優先派でしたが。あと、ケースをバキバキ工作していたりもしましたが、それはさておき……VRM界隈では、あまりハードウェアの話は出て来ませんね。VRMは最新鋭の3Dソフトには違いありませんし、高いスペックを要求されるのも事実です。そのVRMをうちではこんなに快適に実行できるんだよ、とマシン自慢をもっとして頂きたいものです。個人的にも皆さんどういうマシン(ビデオカード)を使ってられるか興味ありますし。というわけで、まずはうちのマシン達をざっと紹介しておきます。

■メイン機:CPU Xeon1.7GHz×2、ビデオ canopus SPECTRA8800(GeForce2 Ultra)。Photoshopなどをインストールしてある主力機。ビデオは古いですけど、画質優先。canopusは古くからアナログ回路の設計に定評があり、画質の良さでは群を抜いていました。

■サーバー機:CPU Celeron 2.4GHz、ビデオ Radeon9600SE。ファイルのバックアップの他、プリンタサーバーをやったり、スキャナやDVD-Rが繋がっていたり、メイン機の負担を減らすためのマシン。マシンが複数あるメリットは分かりますよね。印刷したりDVDを焼いたりなど時間の掛かる仕事はメインとは別のマシンにやらせるという感じです。

■ゲーム機:Windows98/DirectX7ベースのマシンでビデオカードはGeForce2。古いゲームをやるために残してある。ビデオキャプチャもついていてPS2が繋がっていたりする。

あと、100%お仕事マシンのMAC G4やlinux機もありますが、ほとんど休眠状態かな。linux機はSlackwareを入れてProxyをやらせていたけど今は外しています。

で、VRM3を始めた頃は上記のゲーム機に入れて遊んでおりました。当時はGeForce2/DirectX7が最新だったからね。VRM4が出た時にDirectX9に移行するとともに、噂のRadeon9600SE君を購入した次第。でも、メイン機の構成はいじりたくなかったし、ゲーム機はDirectX7で残しておきたかったので、なぜかサーバー機にインストールしたのでした。ま、VRMでレイアウト作りながら、メイン機でネットをチェックしたり、Photoshopでテクスチャを弄ったりできるので都合はよかったかも。

さて、そのRadeon9600SEなんだけど、VRM4の要求レベルでは最低ラインなのね。どこかに書いたけど、取り敢えずRadeon9600SEを使ってみて、辛くなったら上位のカードに買い替えればいいやという胸算用ね。だがしかし! VRM4を今まで遊んできて、買い替えることなんかすっかり忘れてしまっていたのでした。というのも、Radeon9600SEでも全然困らないから。そりゃ、高密度なレイアウトでは多少カクカクするけど、ちゃんと使えていましたからね。というわけで、Radeon9600SE君、大活躍となりましたとさ。

で! VRM5になってShader3.0云々が要求されることに……これには対応できません。さすがのRadeon君もそろそろ買い替え時かなって感じになってきました。しかし、大きな問題が……うちのビデオカードはすべてAGPなんだけど、世の中PCI-Exp.に完全に移行しちゃったって御時世ですからね。となると、ビデオカードだけでは済まず、マザーから何からすべて一新、つまり、新しいマシンをもう1台作ることになりそうです。Trainzを始めるにしてもRadeon9600SEではちょっと辛そうだし……というわけで、ニューマシンの誕生となったのでした。書くのを忘れていたけど、TS2009のページはここね。要求スペックは「FAQ」の項目にあります。で、この要求スペックが、また、よく分からないのだが……つづく……ぇ?

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▲字ばかりなので、作りかけのTrainzレイアウトから。ナローなパイクというと、こういうシーンしか思い付きませんでした、すみません(^^; 橋は出来合い(TS2009に収録されていたものそのまま)です。

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2007/11/27

アルミの鎧

さて、電線の話ついでにいろいろと……銅もアルミも電気と同様に熱伝導率が高いという特徴がありますね。CPUクーラーのヒートシンクの材質は大抵アルミですが、銅で出来たものもしばしば見掛けます。そりゃ、アルミより銅の方がよく冷えるのは間違いないでしょう。しかし、銅は先に書いたように重いですので、ヒートシンクとして用いる場合、取扱いに注意が必要になってきます。取り付けも堅固に行う必要がありますし、うっかり足の上に落としでもしたら怪我しそうです。あと、銅は柔らかいのですぐ曲がっちゃいますよ。銅のヒートシンクは1個ほど持っていますが、なんかぐにゃぐにゃに曲がっちゃっています(何度か落っことしたせいなのだが(;^^) そんな訳で、個人的には、銅のヒートシンクはあまりお薦めできませんってことで。ちなみに、一番熱伝導率が高いのは金ですね。純金のヒートシンクを作るとさぞかしよく冷えるだろうと自作仲間で話題にしたこともありますが、誰も実践した人はいなかったです(もちろん予算の関係で)。ただ、普通のヒートシンクとCPUの間に金箔を挟んでグリスの代わりにするといいんじゃないかという話もありました。金箔なら値段もそんなにしないだろうし、金は非常に柔らかいのでヒートシンクとCPUの密着性にも問題ないだろうと。しかし、残念ながら、これも実践した人はいなかったです。金属以外も含めると一番熱の伝わりやすいのは、ダイヤモンドだとか……ダイヤモンドクーラー! 無茶苦茶冷えそうで、無茶苦茶高そうですなあ……。

RPGでは、銅の剣と共に「銅の鎧」も登場するようです。銅は確かに丈夫だけど、何度も書くように重いですからねぇ。全身を覆う鎧を作ると、その重さで身動きとれなくなっちゃうんじゃないかと。一方、熱や電気はよく通しますから、ドラゴンの火炎や電撃のブレスには強そうです(熱や電気を鎧から外に逃がす手段:つまり"アース"は必要)。もちろん、銀や金でもいいですが、無茶苦茶高価なものになりますので、予算的にはどうでしょうか。なお、金は鎧にするには柔らかすぎますので、丈夫な金属の上にメッキしたものになります。そこで、ドラゴン退治にお薦めなのが「アルミの鎧」です。アルミも丈夫で熱や電気に強いですし、こちらははるかに軽量という特徴があります。アルミの鎧なら普通の人でも着られるんじゃないかな。ただし、ファンタジー系のRPGは大抵中世頃の技術レベルですので、アルミの精練技術があったとは思えないですが(;^^)

蛇足ですが、ダイヤモンドクーラーとかアルミの鎧とかは拙作ゲームに出て来たりしますだ。

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▲「銀河」これも廃止が決まってしまいましたか……。

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2007/11/13

静電気、アース、そして感電へ

いきなりですが、クイズです。さて、あなたは今から自作PCの組み立てをやろうとしています。まず、最初にするべきことは?

  1. 手を洗う
  2. 服を脱ぐ
  3. 部屋の換気

正解は、(1)で、次に(2)です。(3)は、ハンダ付けや塗装の場合には必要ですが、組み立てだけなら、まあ不要でしょう。さて、何かというと、これは静電気対策ですね。人体に溜まった静電気でPCパーツが壊れるのを防止するためです。

手を洗うというのは、水道水を通して静電気がアースされるからです。家庭で静電気対策するならこれが一番手っ取り早い方法です(洗濯機なんかのアースを水道管に繋ぐのも同じ理由からですが、あれはあくまで暫定的な方法なので念為)。ま、組み立てという厳粛な儀式を行う前に、身を清めるという意味からも手は洗った方がいいですね。

(2)については、衣服の摩擦が静電気の原因になるからです。とくに冬場、セーターを着ていると危ない。具体的には忘れましたが、セーターとシャツの材質が異なる場合、特に危険です。と言って、全部脱ぐ必要はないので、お薦めは靴下だけ脱ぐことです。裸足になれば、そこから静電気が逃げていく可能性が大きくなりますし、金属製の家具があれば、それに触れておくとよろしいです。あと、体質によっても静電気の溜まりやすい人とそうでない人がいるようですね。

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ついでに、これがリストストラップというやつ。これを手首に装着してアースに繋ぐわけですが、PCの組み立てでそこまでするかぁ~ってところですね。以前勤めていた会社にも一部電子部品を製造するラインがあって、そこの作業者はこういうのをはめていたかも。

さて、以上はあくまで静電気対策について。これが強電:100VACとかをいじる場合は事情が違ってきます。家庭でそういうことがあるかどうか分かりませんが、もし生きている100Vを弄らないといけないことになったら、靴下を脱ぐどころかゴム底の靴をはいて作業するべきです。この場合は、人体がアースされていて電気が流れやすくなっていると危険、大地から絶縁する方が大事ということ。そこで、ちと体験談なんぞを。

以前いた工場で設備の電源関係を見てくれと言われたことがあったんですね。それで、継電器なんかが収納されている端子箱を調べることになったんですが、それはちと高い位置にあって、設備の上に乗らないと届かない。で、私としては、他の部署の機械ということもあって靴を脱いで上に乗って作業したわけです。現場の課長さんも礼儀正しいとかなんとか誉めてくれてくれたのですが、これが大不正解。しっかり感電してしまいましたとさ。しかも、200VACだったものでかなり来ましたぜ。ビリビリちゅうのが 100V程度ならせいぜい手首くらいまでなんですが、ひじくらいまで来ましたね。工場内ではごっつい安全靴というのを履くのですが、まあ、感電対策としても、ごっついのは伊達じゃないってことですな。

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2007/11/09

電線の話(2)~鉄塔

先日の補足:電気抵抗率は、金>銅>銀の順に低くなり、銀が一番電気を通しやすく、金は銅より抵抗率は高いです。ICの内部配線に金が使われている理由は専門外なのでよく分かりません。コネクタの金メッキは、表面の酸化や腐食に強いからかな?

さて、銅は重いという話のつづきから:街の中では小まめに電柱を立てればいいのですが、例えば、郊外にある発変電所から都市まで、あるいは、都市間の電力移送のためには長大な距離に電線を張らないといけません。この場合、地中を通すとコストが掛かって仕方ないので、やはり架空送電ということになります。が、銅線を用いて町中のように電柱を立てまくるわけにもいかないですね。コストも掛かりますし、山や谷を越えるのにえらい騒ぎになりますし。で、銅より軽い材質を用いて、電線の重量=電線に掛かる力を減らして電柱(鉄塔)間の距離を長くするわけです。その材質がアルミニウムです。アルミの電気抵抗率は銅より高いですが、比重ははるかに小さいです。電線の断面積を大きくすれば、抵抗率が高くても線路全体の電気抵抗は下げることができます。断面積を大きくすると電線自身が重くなりますが、アルミは比重が低いので致命的ではないというわけです。郊外で見られる鉄塔に張られている送電線はもっぱらアルミ線ということです。もちろん、電線会社ではアルミの架空線も製造しています。

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鉄塔の実物写真がなかったので、I.MAGiC製の物に登場してもらいましょう。実物の鉄塔をよく観察すると、図の赤色:鉄塔のてっぺんにも1本だけ線が張られているのに気付くと思います。これが架空地線です。架空地線はその名の通り、鉄塔を通して地面にアースされています。つまり、送電線の上にアースが通っているという状態です。なんでこんな線が必要かというと、もちろん、雷対策ですね。雷に関しては直雷だけでなく誘雷とかサージとかいろいろあるのですが、架空地線がないと、雷雲が近づいただけで送電線に異常電圧が発生して、まあ、発変電所がぶっ壊れることになります。

I.MAGiC製鉄塔にはこの架空地線がないというか、線を引くためのジョイントがないという欠陥品です。VRMレイアウトで雷がなっている風景なんか作らないだろうけど、雷には弱いってことです。もちろん、自分で無理矢理、線を張ることはできますが、そこまでやっている人はいるのかな? 専門知識がなくても実物をよく観察すれば、そういう線があるってことは分かると思いますがね。

雷ついでに……雷が鳴ったらコンピュータやモデムの電源を切れ、というのはよく言われますが、これも直撃を受けないまでも、電源線や電話線に異常電圧が発生する恐れがあるからで、とくにモデムは危ないです。電源からだけでなく電話回線からサージをくらう恐れがありますから、雷が鳴ったら電源を切るだけでなく電話線をひっこ抜いておいた方がいいですね。ちなみに、光ファイバーの場合は雷の影響は受けませんので安心です。

電線の話からあちこち寄り道していますが、今日はこの辺で。

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2007/11/06

電線の話(1)

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以前、電気の話とかなんかを書きましたけど、この手の話題で引っ張ってみようかと思います。まずは、著者紹介:何を隠そう以前電線会社に勤めていて、そこではトロリー線なんかも作っていたわけです。製造部門にいたわけじゃないですが、設備関係というかシステム開発というかそんな部門でしたので、電線の作り方なんかは一通り知っていたりします。あと、電験3級取得とか学生時代は放送部だったりで、何かと電線については五月蝿かったりするわけです。いずれも昔の話なのでうろ覚えなところもありますが、まあ、理論的なものはそう変っていないと思います。

さて、電線について、まずは材料の話からしましょう。電線の導体としてポピュラーなのは「銅」ですね。銅は、金属の中でも電気抵抗率が低い部類に入ります。電線に電気を流す場合、導線の電気抵抗が高いと、そこでエネルギーが消費されてしまい、電気をいうエネルギーを伝搬する上でロスが生じてしまいます。家電などでも長時間使用していると電源コードが熱くなりますが、電気エネルギーが熱の形で浪費されているわけですね。そこで、銅のような電気抵抗率の少ない金属が電線の材料として採用されるわけです。銅のように抵抗率の低い金属として銀や金がありますが、それらはとても高価なので、コスト面から考えると銅が最適ということになります。なお、金線はICのボンダリングとかオーディオ関係のコネクタのメッキに使われますね。また、コンピュータの基板から金(と銅)が回収されるのはよく知られた話です。廃品回収業者は、基板から回収された金を売って利益を出していて、結構儲かるという話も聞いたことがありますが、実際のところは知りません。ちなみに、銅の値段は、金などと同様に相場制によります。銅の相場が上がると電線会社は苦しくなったりします。

銅の最大の欠点に、重いということがあります。家庭で使う電線は大したことないですが、14mmφの母線だと1mくらいの物でもずっしりとした手応えがあります。ドラ○エなどのRPGに「銅の剣」というのがよく出て来ますが、実際、銅のむくで剣を作ると無茶苦茶重くなります(先の14mmφの母線から銅の剣を作ってやろうかと思いましたが、仕事中にそんなことしていると怒られそうなのでやりませんでしたけど)。モノの本には「銅の剣は切るのではなくて相手を叩く」と書いてありましたが、それは確かで、あんなもので殴られたら痛いではすみませんね。ただ、銅は比較的柔らかいというのがありますので、剣の材料としては如何なものかと。銅の剣でぶっ叩くと相手もダメージを受けますが、剣の方も確実にひん曲がってしまうでしょう。

そんな重い銅線ですので、架空線:電柱によって空中に張る場合、その重さが問題となります。カテナリーというやつで、電線に掛かる張力と電線自身の引っ張り強度の関係が問題です。例えば、電柱と電柱の間隔が広過ぎると電線に掛かる張力も大きくなり、電線は自身の重さで切れてしまいます。カテナリー計算はルートが一杯出てくる無茶苦茶面倒くさい式になりまして、昔の職場の同僚はカテナリーと聞いただけで皆んな逃げ出してしまうほどです。まあ、電線を作る立場からいうと、規定の引っ張り強度を満たしていればそれでいいんで、いちいちカテナリー計算なんかはしませんが。もちろん、支える方:電柱もそれなりの強度が必要でしょうが、これは専門外なのでよく知りません。

(長くなったので、つづく)

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